- PHILOSOPHY
ものづくりを通じて、
人と社会に価値を届ける
私たち製造事業部は、「品質第一」「安全確保」「環境配慮」の3つの柱を掲げ、お客様と社会に信頼される製品づくりを目指しています。
ただモノをつくるのではなく、“つかう人”の立場に立ち、期待を超える価値を提供すること。
そして、持続可能な製造体制とチームの成長を通じて、地域や社会に貢献すること。この想いを胸に、日々改善と挑戦を重ねています。
- PRODUCTS
製品紹介
BONE BONDバイオペースト
基本情報
| 販売名 | BONE BONDバイオペースト |
|---|---|
| 一般的名称 | 人工骨インプラント(JMDNコード:17751000) |
| 類別 | 医04 整形用品 |
| クラス分類 | クラスⅢ(高度管理医療機器) |
| 承認番号/認証番号/届出番号 | *未承認 |
| 製造販売業者名 | 株式会社福山医科 |
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使用目的
- 骨欠損部の補修
- 整復を要する骨折部の補修・固定補助
- 金属製螺子等の人工材料の固定
- セメントレス人工関節と骨母床間の間隙の充填
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仕様・構造・材質
- 材料 液剤:シアノアクリルレート
粉剤:β‐TCP微粒子 - 構造 形状賦形型
- 材料 液剤:シアノアクリルレート
BONE BOND構成
1液剤:シアノアクリルレート
シアノアクリレートは水分中に存在する微量の水酸化物イオン(OH⁻)を開始種としてアニオン重合を開始する。
重合は二重結合への求核付加により連鎖的に進行し、ポリ(シアノアクリレート)を形成する。
2粉剤:β‐TCP微粒子
本品に用いられるβ-TCP微粒子は、千葉工業大学橋本和明先生との共同研究により開発された独自材料です。
三次元的に連通した多孔構造を有しています。
この構造設計により、
「材料強度の向上」「溶解挙動の精密制御」の実現がされております。
BONE BONDの特性
BONE BONDは、以下の特性を統合した新しい骨補填材料です。
水中に注入された後も崩壊·分散することなく、一塊としての形状を保持します。
これは、材料表面から段階的に重合反応が進行し、外側から硬化層が形成される特性によるものです。
- β-TCP による生体活性
- シアノアクリレートによる高い初期接着力
- 段階的な硬化挙動による操作性と初期固定力の両立
- 圧縮・衝撃での高い構造安定性とエネルギー吸収性
- PMMA骨セメントと違い 重合ピーク温度が約46℃で温度上昇も短時間に限局されることから、周囲組織への熱影響低減が期待される設計
- 緩徐な分解性1.5W%/年
- 本評価は、PBS(37℃、pH7.4)条件下における劣化生成物試験データに基づき実施した。
これらの特性により、BONE BOND は従来の骨補填材に見られる脆弱性を抑えつつ、
PMMA 系骨セメントより骨に近い力学的挙動を示します。
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本材料に関する研究成果は、査読付き国際学術誌に掲載されています。
- 論文タイトル
- Evaluation of composites comprising spherical, porous, sintered ß -tricalcium phosphate particles and cyanoacrylate as bone cement
- 揭載誌
- Journal of Functional Biomaterials (2025)
検証:骨欠損部・陥没部に充填でき靭性があり脱転しない
IB20024 イヌ大腿骨を用いたBONEBONDとコバルトクロム合金の親和性確認試験
イヌ大腿骨を用いた動物実験を紹介いたします。
試験では、犬の大腿骨遠位部に直径9.5mmの欠損をつくり、そこに本品を注入し、セメントレス脛骨トレイを切断し作成したコバルトクロム合金、径7.6〜7.8mmを埋め込み、ペーストが骨欠損部に適切に充填され、適度な圧力下で嵌合(かんごう)される条件としました
結果、埋植2年後の標本です
ペーストと骨の接触面において新生骨の骨標識が明確に確認でき、これは骨形成が進行し、骨とペーストの界面で生理的な反応が起きていることを示しています。
また、ペーストと金属、そして母床骨との三者の結合が持続している様子がわかります。界面には剥離や空隙も認められず、埋植から2年が経過した状態でも、形態が維持され、材料が安定して存在していることが示されました。